前回に引き続きカビの話です。今回は対策編です。
どのようにすれば、カビだらけの日本でカビを防ぐことができるのか
対策についてお話ししたいと思います。
まず、
収納編
押し入れなどの場合引き戸を全て閉めないで両端を少しずつあけて空気が 通るようにする。
一番下にすのこを敷いて布団や洋服の間に丸めた新聞(いらないストッキングなどに入れて固定すると使いやすい)をはさむ。
⇒要は空気や湿気がこもらないようにする。空気の通りがよくなるようにするということですね。
掃除編
掃除機をかけた後水拭きをしてそのあとすぐ乾拭きすると良い。特にフローリングの場合木目や目地のへこみに汚れがたまりやすいので定期的なやった方が良いです。お風呂場は入浴後に45度以上の熱いお湯をかけたあとよく乾拭きする。水滴や湿り気が残っているとカビができやすいので、しっかり拭いて乾燥させましょう。
食品編
土がついている野菜は洗ってよく拭いてから冷蔵庫に保管する。特に梅雨の時期は常温保存ではなく、冷蔵、冷凍で食費を保存する。
前回お伝えしましたが少しでもカビが生えたものは封を開けずに即捨てる!
冷蔵庫や棚に置いたままにすると他の食品にもカビが繁殖してしまいます。
おまけ
暑くなってきたのでほとんどの方がエアコンを使っていると思います。
夏場のエアコンはカビにとっても極楽なんです。
エアコンから出る冷たい空気と部屋の暖かい空気が混ざって結露を起こす
ためエアコン内の湿度があがりカビが繁殖しやすくなります。
エアコンがくさいと感じることはありませんか?あれはカビの匂いです。
設定気温が低いほどこの結露は起こりやすくなります。
27~28度の設定にすれば結露は起こりにくいです。体が冷え過ぎるのを
防ぐためにも、エアコンの設定温度を今一度見直してみてはいかがでしょう
か。(※熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいね!)