あっ!!という間にゴールデンウィークも過ぎ...
夏に向けどんどん暑い日がつづくと思いますが
これからお引越しを考える方へ。
今回は畳とフローリング快適に過ごせるのはどちらか、
それぞれのメリット・デメリットについて考えたいと思います。
まずは・・・フローリングから見て行きましょう!
メリット
その1 掃除がしやすい
その2 ダニが発生しにくい
その3 メンテナンスの手間がかからない
(畳は裏返し、表替えといったメンテナンスが必要ですが、
一般的な賃貸住宅に使われている複合フローリングはほとんど
メンテナンスの手間がかからず、摩耗に強いものが多いので
長持ちします。ただし無垢材を使用した無垢フローリングの場合は、
定期的にワックスを塗るなどのメンテナンスが必要です。)
デメリット
その1 冬など気温が低い時は足元が冷たい
その2 踏み心地が硬くて足が疲れやすい
その3 水に弱い
次に畳の特徴を見てみましょう!
メリット
その1 調湿機能
畳は大気中の水分を吸収・放出する調湿機能(湿度調整機能)を持っています。
日本の梅雨から夏は多湿でじめじめして不快ですが、畳が湿気を吸収して室内の湿度を抑えてくれます。
反対に、冬は乾燥した室内に水分を放出してくれるので、乾燥を防ぐ役割を果たします。
その2 断熱性能
畳は、原料であるイ草が1本1本空気を含んでいるため、高い断熱性能を持っています。
断熱対策として用いられる二重窓や複層ガラスは、二枚のガラスの間に空気の層を作ることで断熱効果を高めています。
空気は熱伝導率が低いため、空気を多く含む畳にも断熱効果があるのです。
その3 遮音性能
畳に含まれる空気は、遮音性能を高める役割も果たしています。イ草に含まれる空気が音を吸収するため、
畳の部屋は遮音性が高くなります。イ草は衝撃音をやわらげる効果もあるため、足音が響きにくいメリットがあります。
その4 リラックス効果
畳の原料であるイ草の香りには、精神をリラックスさせる効果があります。イ草の香りを嗅ぐと落ち着くのは、イ草の香りに沈静効果があるからです。
イ草の香りは心を落ち着かせて集中力をアップさせる効果もあるため、畳の部屋の方が学習環境としてはベター。
その5 そのまま寝転がれる
デメリット
その1 シミになりやすい
その2 ダニが発生しやすい
その3 重たい家具を置くと跡がつく
その4 裏返しや表替等のメンテナンスが必要
(一般的には裏返しは購入後3~4年程度、表替は購入後6年程度、畳替えは10~15年程度となっております。ちなみに都内の賃貸の場合は都条例で畳表の取替え・裏返しは借主負担と定められています。)
いかがでしょうか・・・みなさまはどちらがお好みですか。
読む前と読んだあとで考えが変わった方はいらっしゃるでしょうか。
少しでもみなさまのお部屋探しの参考になれば嬉しいです。
ではまた次回お楽しみに♪